活動主旨

活動趣旨

 2000年に施行された地方分権推進一括法、その流れを受けた三位一体の改革により、地方分権が急速に進み始めた。地方自治体に権限が移譲され、名実ともに地方が自立し始めたのである。そのような中、「数値」「期限」「財源」「工程表」を明示したマニフェストを掲げた首長が当選し始めた。首長のマニフェストによって、首長と住民が直接契約を結ぶと、地方議会のレゾン・デートルが問われ始め、これまでの地方議会のあり方が大きく変わることになる。地方議会としての役割は何か、地方議会選挙の公約をどうするのかといったことに始まり、ローカル・パーティーの創設をも検討する必要がある。

 すでに、全国の志の高い首長が立ち上がり、ローカル・マニフェストを自ら推進するローカル・マニフェスト推進首長連盟が結成された。同時に、市民の側からもローカル・マニフェスト推進ネットワーク(地方議員も含まれる)も結成された。この二つの組織がローカル・マニフェストを推進する車の両輪となるわけであるが、マニフェスト型政治を推進するためには、首長と並び、二元代表制の一方の責任者として地方議会の充実が重要になる。地方分権時代をリードし、真の地方自治確立のため実践する団体として地方議員連盟は大きな使命を担うことになる。

ご挨拶(共同代表)

越田謙治郎

兵庫県議会議員 越田 謙治郎

この度共同代表に就任した兵庫県議会議員の越田謙治郎です。私の所属する兵庫県議会では、昨年度発覚した政務活動費の不適正使用等で県民の信頼を失いました。信頼のない議会では議員が政策を訴えても県民の支持を得られないということを身に染みて感じています。しかし、議会への信頼低下という課題は、兵庫県議会だけの問題ではありません。むしろ、地方議会の存在意義そのものが問われているのです。

LM推進地方議員連盟では、全国で芽生え始めている地方議会改革の流れを大きなうねりにするべく取り組んでいきたいと考えています、LM推進地方議員連盟は、志ある地方議員のプラットフォームでありたいのです。今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。

草間剛

横浜市会議員 草間 剛

「あんたの思いは分かったから、政策書いてある紙くれよ」ローカル・マニフェスト運動が始まって10年が過ぎ、今年4月に行われた統一地方選挙でも、僕ら地方議員は選挙で自らの政策については何も配ることができないままでした。首長選挙にマニフェストの頒布が許された2007年から8年。僕ら議会議員選挙を「政策型へ」という価値は、まだ認められていません。

大学院を修了し、早稲田大学マニフェスト研究所に就職したその年にマニフェスト大賞が創設され、マニフェスト大賞によって発表される全国の先進議会の善政競争を何回も見ながら議員になった僕らの世代は、まさにマニフェスト・スタンダード世代です。ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟も、僕ら世代が共同代表に就任するほどに成熟してきました。当時マニフェストという言葉に抵抗もあった自民党の、しかも大都市議会である横浜市会自民党市議団がマニフェスト大賞グランプリを受賞するなど、地方議会の改革はこの10年間で大きく進んできたと考えますが、この議員連盟の当初の目標である地方議会におけるマニフェスト型選挙の実現はまだ達成されていません。

共同代表としての僕のミッションは、全国の同志の皆さんと、必ずや次の統一地方選挙までに地方議会選挙のマニフェスト解禁を達成することです。18歳の選挙権引き下げという歴史的な1歩を迎えた中で、選挙は政策で選べと学校で教えておきながら、一番身近な地方議員を政策で選べる環境がないことはどう考えてもおかしいです。皆さん1人1人の力で、公職選挙法改正に向けて取り組んでいきましょう。

 
冨田潤

豊川市議会議員 冨田 潤

選挙が変われば日本が変わる。
共同代表に就任しました愛知県豊川市議会議員のとみた潤です。
現在の選挙制度で有権者は政策で選ぶことができるでしょうか。特に地方選では、戸別訪問の禁止、チラシ配布ができず、選挙公報もない選挙では有権者は候補者の政策が見えません。
このような状況を変るため、政策で選ぶことのできる選挙の実現に向けて取り組んでまいります。