LMTOKYO2016勉強会を開催!総勢50名が参加しました

公開日 2016年5月23日

5月20日、早稲田大学日本橋キャンパスにて、LMTOKYO2016「議会図書室改革を始めよう!~全国調査結果と活用手法~」を開催し、議会や図書館関係者、総勢50名が参加しました。「議会改革の集大成が議会図書室」とする江藤俊昭・山梨学院大教授は「今日は、議会図書室を変えていくスタートであり記念日」と位置づけ、これからの議会図書室のあり方について、議会事務局との関係や外部資源の活用、共同設置論など、7つの視点を提案しました。秋には、より具体的な内容を学ぶ勉強会を開催する予定です。どうぞお楽しみに!

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パネルディスカッションの様子。「まちづくりや住民自治にとって議会図書室は重要なポイント」とは、ゲスト・講師の共通認識。

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開会挨拶は、子籠敏人・あきる野市議会議員。TOKYO勉強会は都内の超党派議員で実行委員会が組織されている。

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川名雄児・武蔵野市議から「なぜ議会図書室の改革が必要なのか」 、勉強会の趣旨説明と問題提起を行った。

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早大マニフェスト研究所の中村健氏は、調査結果から議会図書室の問題点と可能性を発表。予算の見直し、データベース活用、外部ネットワークの構築などを提言した。

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山梨学院大教授の江藤俊昭氏は、開かれた議会における議会図書室のあり方をホワイトボードで図示しながら説明。「重要な争点情報が議会図書室にある」環境にするためにはどうすればよいか、先進事例を交えながら提案した。

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図書館総合研究所の佐藤達生氏は、図書室・図書館の基本として、設置目的や収支計画・廃棄基準等の重要性を説くとともに、図書館と商業施設・宿泊施設との連携でまちが変わった事例を紹介した。

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国立国会図書館の塚田洋氏は、図書館司書に学ぶ調査術として、議会図書室・図書館の実践活用方法や一般質問にすぐに活用できるデータベースなどの紹介を行った。

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「もっと議会図書室を活用するためにはどうすればよいか」と講師陣に熱心にアドバイスを求めた、成田セイリュウ・滋賀県議会議員。

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勉強会の全般に渡りグラフィックレコーディングを担当した、とみた潤・豊川市議会議員。