マニフェスト・サミット2016を開催!総勢140名が参加しました

マニフェスト・サミット2016を開催!総勢140名が参加しました

2016年8月5日

2016年8月2日~3日、「マニフェスト・サミット2016『政策で勝負する議会へⅡ~地域課題を解決する議会とは~』」を早大日本橋キャンパスで開催しました。2日間にかけて、全国から、地方議員や議会事務局職員など、総勢140名が参加しました。

今回のテーマは「地域課題を解決する議会」。議会基本条例制定10周年、マニフェスト大賞創設10周年という節目の年に、「議会改革ありき」ではなく、「住民視点」でより「実質的な政策の善政競争」を目指すためのプログラムを企画しました。

1日目は、「議会改革度調査 最新ランキングとその傾向~解決力のある議会とは~」と題し、早大マニフェスト研究所議会改革度調査部会の中村健氏が発表を行ったのち、「地方議会に求める地域経営と公民連携の視点~ビッグデータで変わる介護と水道インフラ改革~」と題し、新日本パブリック・アフェアーズ株式会社・新日本有限責任監査法人の黒石匡昭氏が発表を行いました。

続いて、マニフェスト大賞10周年記念企画として、「善政競争の成果と課題~次の10年で、私たちが実践すること~」と題し、マニフェスト大賞グランプリの歴代受賞者である、新政みえ代表の三谷哲央氏、自民党横浜市連幹事長の横山正人氏、大津市議会局議会総務課長の清水克士氏、可児市議会前議長の川上文浩氏と、マニフェスト大賞歴代実行委員長が一堂に会し、先進事例報告と次の10年に向けた議論を行いました。

2日目は、「熊本地震に関する課題共有、メッセージ」の発表ののち、「公職選挙法改正に向けて~マニフェスト解禁と政策のあり方~」と題したパネルディスカッションを毎日新聞社専門編集委員の与良正男氏、早大教授の片木淳氏とともに行いました。さらに、「課題解決する議会へ ~委員会活性化と政策提言~」と題し、宮古市議会、多治見市議会、八尾市議会の3議会が先進事例報告を行い、最後に、「マニフェスト・スイッチで変わる、政策のあり方」と題し、早大マニフェスト研究所事務局次長の青木佑一氏が発表を行いました。

なお、サミットのなかでは、「地方議会議員選挙におけるマニフェスト解禁についての要望決議」が総会で全会一致で採択されたことを受け、当連盟結成から10年間でまだ達成されていなかった、地方議会議員選挙におけるマニフェスト解禁(地方議会議員選挙におけるビラ頒布の公職選挙法改正)に向けて、本格始動することが宣言されました。

また、参加者が各自の政治活動ビラを持ち寄って行った「チラシ投票」。1位が甲府市議の神山玄太氏、2位が小諸市議の小林重太郎氏と江東区議の鈴木綾子氏の2名という結果となりました。

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1年に1度開催される「マニフェスト・サミット」は、地方議会の先進事例の宝庫。毎年、満席に。

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「議会改革度調査 最新ランキングとその傾向」の発表を行った、早大マニフェスト研究所の中村健氏。開かれた議会のその先について言及した。

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「地方議会に求める地域経営と公民連携の視点」の発表を行った、新日本パブリック・アフェアーズの黒石匡昭氏。本気の改革とは何かを、介護サービスと水道改革の先進事例から説いた。

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「善政競争が目指すもの」としてディスカッションを行った、マニフェスト大賞歴代実行委員長と審査委員長(左から、前東京都議の伊藤悠氏、前国分寺市議の三葛敦志氏、早大名誉教授の北川正恭氏、横浜市議の黒川勝氏)。マニフェスト大賞創設の想いや、これからの10年に期待することを述べた。コーディネーターは、マニフェスト大賞実行委員長であきる野市議の子籠敏人氏。

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【第3回グランプリ受賞】 会派マニフェスト 「新政みえビジョン」の取り組みについて発表した、新政みえ代表の三谷哲央氏。議会改革のトップランナーである三重県議会をけん引してきた存在。

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【第9回グランプリ受賞】 マニフェストと条例の取り組みについて発表した、自民党横浜市連幹事長の横山正人氏。横浜市会では、自民党に影響を受け、他会派からも議員提案条例が複数上程された。ここ3年間の議員提案条例制定数は日本一に。

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【第8回グランプリ受賞】 大津市議会のミッションロードマップや土地利用基本条例の取り組みについて発表した、大津市議会局議会総務課長の清水克士氏。「未来志向型政策サイクル」の確立に向け、理念条例ではなく、政策条例にこだわる姿勢をみせた。

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【第10回グランプリ受賞】 地域課題懇談会の取り組みについて発表した、可児市議会前議長の川上文浩氏。高校生だけでなく、子育て世代を対象とした地域課題解決型キャリア教育「ママさん議会」の企画など、さらにパワーアップした取組みを披露した。

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歴代受賞者と北川正恭氏によるパネルディスカッション。「議会改革や条例制定ができるかできないかは、自治体規模ではなく、やる気の問題」。遠慮のない本気の議論が交わされ、会場から出た多くの質問にも、パネリストが一つずつ丁寧に熱意をもって答えた。

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6月行った当連盟幹部有志・熊本被災地視察の団長をつとめた、横浜市議の黒川勝氏。自ら工夫をしてつくり込んだ、熊本視察報告のプレゼンテーション。会場では笑顔もひろがった。

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山鹿市議の服部香代氏は、熊本の被災地の現状について写真を交えて切実に訴えるとともに、10月27日に実施する熊本勉強会への参加を呼びかけた。

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「公職選挙法改正に向けて~マニフェスト解禁と政策のあり方~」のパネルディスカッション。公職選挙法や政治報道のあり方について、都知事選と都議会の問題を材料に議論を行った。コーディネーターは、共同代表で横浜市議の草間剛氏。

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「定住化促進対策に関する提言書と総合戦略への反映」の発表を行った、宮古市議会 定住化促進対策特別委員会委員長の松本尚美氏。「ストップ‼人口減少」をテーマに「議会とわくわくワークショップ」を開催。提言をとりまとめ市長に提出した。

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「総合計画の修正案の提出と反映」 の発表を行った、多治見市議会 前第7次総合計画策定特別委員会委員長の石田浩司氏と、多治見市企画部長(前議会事務局長)の鈴木良平氏。コーディネーターつとめた共同代表で兵庫県議の越田謙治郎氏から、同じ議会目線でのつっこみが入る。

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「八尾市議会の所管事務調査の実践 ~『審査×調査』 で値打ち“無限大”~」 の発表を行った、文教常任委員長(所管事務調査を導入した当時の議長) 田中久夫氏。“テーマ選定⇒調査⇒提言⇒回答(実現)⇒後追い” という、「八尾市議会モデル」を紹介した。

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「マニフェスト・スイッチで変わる、政策のあり方」の発表を行った、早大マニフェスト研究所の青木佑一氏。沖縄県議会議員選挙×沖縄タイムスなど地方選挙を例に、「18歳選挙権」「スマホ」「地方紙」をキーワードとして「マニフェストが進化している」ことを伝えた。

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参加者全員で行った 「チラシ投票」で1位に選ばれた、甲府市議の神山玄太氏。深い思い入れがあり、「ひとり歩きするチラシ」を目指している。地元デザイナーとつくり上げたチラシは、タイトルデザインや写真のレイアウトが目をひく。