第10回定例会@川崎『議会Webサイトのあるべき姿とは?』を開催しました!

公開日 2016年8月24日

 第10回定例会は、夏休み特別編として、議会向けICTサービスを提供するNTTアドバンステクノロジ(株)にて開催。同社 クラウドソリューション事業本部 コア技術ソリューションビジネスユニット 石田氏を講師に迎え、『議会Webサイトのあるべき姿とは?』をテーマに学びました。

イントロダクション
↑ まずはアイスブレイクとして、参加者から自己紹介や参加の目的など簡単にひと言ずつ。
 少人数の勉強会だと参加者同士の交流が進めやすいのも定例会の特徴です。


勉強会を進める前提として、議会のICT化への取り組み状況やその課題について、早大マニフェスト研究所 議会改革調査部会 西川氏から解説。
PCやタブレットの利用やペーパーレス化への取り組み状況など、調査データに基づき現状を全体で共有しました。
また、実例を交えながら参考となる議会webサイトについても紹介がありました。

議会改革度調査 ICT関連の紹介

↑ 議会改革度調査のデータに基づき、議会全体の現状を確認。
 特別に参加議会の対応状況も一覧で確認したところ、自身の議会を見て落胆の声も?

 

続いて、NTTアドバンステクノロジ(株) 石田氏から『議会Webサイトあるべき姿とは?』をテーマに講演。
多くの議会Webサイトに見られる課題として、
 ①自治体のwebサイトの1ページになっている
 ②情報の探し難さやスマートフォンへの対応が遅れていて見づらい
 ③メンテナンスに過剰な手間がかかっている 等を指摘。
その上で、どういった対策を取るべきかについて解説して頂きました。

Discuss紹介 NTT-AT石田氏

↑ 議会ホームページ用CMS『DiscussWeb』による対策例を解説。その後、実際に参加者全員の議会Webサイトを確認し、石田氏から課題と改善方法について丁寧にコメントを頂きました。
 参加者からは「どれだけ遅れているかが分かりました」「大変刺激的でした」との感想も。

 

★定例会とは?★
LM地議連で定例的に(1~2ヶ月に1回程度)実施している勉強会です。通常は早稲田大学で開催していますが、今回は特別編として川崎での開催となりました。普段の100人規模のイベントとは異なり、10~30名程度の少人数の勉強会のため話しやすい雰囲気で進めています。講師から直接アドバイスをもらえたり、参加者同士の交流が進みやすいのも特徴です。Webでは分からない「ここだけの話」が聞けることも。。。