マニフェスト大賞プレゼン研修大会を開催!総勢130名が参加しました

公開日 2016年11月21日

 11月10日、第11回マニフェスト大賞プレゼン研修大会を早稲田大学日本橋キャンパス(東京都中央区)で開催し、総勢130名が参加しました。

 この試みは、翌日のマニフェスト大賞授賞式に先駆けて、①優秀賞受賞者の先進的な取り組みを学ぶ、②伝える力を磨く、③受賞者同士の交流を深める、を目的としてスタートしました。マニフェスト大賞の審査には影響しませんが、近年では「地方自治の最前線のエッセンスを一気に学べる場」として、早くから満席になる人気企画となっています。

 研修会では、子籠敏人・マニフェスト大賞実行委員長による趣旨説明に続き、優秀賞受賞者の有志23団体によるプレゼンテーションが行われました。賞ごとに、3分間の発表が行われ、ゲストコメンテーターによる解説と質疑応答が行われます。そして、最後に「どの発表が一番よかったか」参加者全員による投票があり、結果発表と記念品贈呈が行われました。

 》当日の次第 第11回マニフェスト大賞プレゼン研修大会プログラム[PDF:147KB]

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発表者も来場者も真剣な表情。投票の結果、第2位(同率)に選ばれたのは、佐藤まさたか・東村山市議による「視覚障がい者も安心して歩きたい~点字ブロックの代替としての『ステップガイド』敷設実現までの4年間」の発表。

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もう1団体、2位(同率)に選ばれたのは、小林伸行・横須賀市議とインターン生の和田悠人さんたちによる「日本初?市の予算、勝手にオープン化プロジェクト」の発表です。

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特別ゲストコメンテーターの元栗山町議会事務局長の中尾修氏からは、鋭い視点の質問が。コメンテーターによる多角的な解説や、会場全体でやり取りを行う質疑応答も、研修会の醍醐味の一つです。

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首長のご参加も。広瀬栄・養父市長からは「国家戦略特区を活かした『地域の新たな生命を育むまち~産業を育み人を育む~』」と題しトライアル・アンド・エラーによる貴重なお取り組みを発表いただきました。

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首藤勝次・竹田市長からは「目標がなければチャンスが見えない、ビジョンがなければ決断ができない」と題し、次々に生み出される地域独自のブランド戦略と政策に対する姿勢について力強いメッセージをいただきました。

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別室にて、開票の様子。どの団体が選ばれるのか、発表者も来場者も緊張の瞬間です。

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第1位に選ばれた、新城市若者議会。18歳選挙権元年にふさわしく、高校生による新鮮で率直なプレゼンテーションが会場を湧かせました。子籠敏人・実行委員長からは、記念品の贈呈が。

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スペシャル企画として、専門誌3社から独自の視点による特別賞も発表されました。『議員NAVI』 が選んだのは、早川聖奈さん(首都大学)の 「立候補者情報と地図の融合による政策マッピング」。

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『日経グローカル』 が選んだのは、呉市議会の「『強い議会』を支える『使える』議会図書室をつくる~議員の知的拠点としての議会図書室を目指して~」。記事を参考に議会図書室の改革に取り組みました。

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『ガバナンス』が選んだのは、相崎佐和子・伊丹市議の「マニフェストを通して 市民と一緒に街づくり!」。全国の地方自治の現場を知る編集長からの評価は、発表者にとって励みになります。

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サプライズとして、マニフェスト大賞実行委員会から北川正恭・審査委員長にお誕生日のお祝いも!格式高い授賞式とは異なり、プレゼン研修大会は和気あいあいとした交流の場となりました。

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