LM四国勉強会in三木町を開催!総勢60名が参加しました

公開日 2017年7月25日

 7月20日、香川県三木町文化交流プラザにてLM四国勉強会「議会改革の実践と地域の取り組みを学ぶ」in 三木町を開催しました。初の四国開催となる勉強会には、香川県内の地方議員を中心に約60名が集まりました。
 会場では一人一台のタブレットを配布。ICT化が進みつつある議会改革を体験する意味を含め、ペーパーレスでの研修会を試行しました。途中、東京日本橋にある早稲田大学マニフェスト研究所とのWeb中継も実施。首長、議会、研究機関がそれぞれの立場で発表を行い、地方創生時代における政策のあり方や議会改革について学びました。

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「地方創生時代の議会の役割」と題して基調講演を行った北川正恭 早稲田大学名誉教授。地方分権の流れと地方創生時代における議会改革の意義を説き、「地方議会から地方を変え、地方から日本を変えよう!」と参加者全員にむかって呼びかけました。

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「地方創生に向けた取り組み ~『三木町まんで願大作戦』~」と題して特別講演を行った筒井敏行 三木町長。講演内容は、住民の知恵を活かした「百眼百考会議」や役場職員のチームのつくり方、24時間体制の子育て預かり事業、ふるさと納税の考え方など、意欲的な取り組みばかり。大変参考になりました。

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西川裕也 早稲田大学マニフェスト研究所招聘研究員による、議会改革・調査報告の中では、Web会議を実践。東京にいる中村健 早稲田大学マニフェスト研究所事務局長と中継をつなぎ、災害時などにおけるタブレットの活用方法などを紹介しました。

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越田謙治郎 兵庫県議会議員は、先進事例報告として「どん底から都道府県議会1位へ~兵庫県議会改革の足跡~」を発表。号泣議員による政務活動費の不祥事騒動から、議会改革や政策立案の必要性について兵庫県議会での実践をもとに報告しました。

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パネルディスカッションには、コメンテーターとして北川正恭 早稲田大学名誉教授も参加。鋭いつっこみと質問の矢が飛びます。

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香川県内で議会改革度ランキング1位と2位である、城中利文 三豊市議会議長と若杉輝久 坂出市議会前議長が議会改革の取り組みを発表。模索しながらも改革を進めてきた経緯とこれからの課題・展望についてお話しいただきました。

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翌日は、香川県議会で視察(ヒアリング)を実施。香川県の①主権者教育、②水道広域化、③MICE誘致推進について、執行部のキーマンにお話を伺いました。いずれも地方創生のカギになる取り組みばかり。3時間にわたり活発な意見交換が行われました。