LM岩倉勉強会「議会改革第2ステージ 東海からチーム議会を目指して」を開催!総勢140名が参加しました

公開日 2019年1月17日

1月17日
LM岩倉勉強会「議会改革第2ステージ 東海からチーム議会を目指して」を岩倉生涯学習センターにて開催しました。
地域別勉強会では過去最多となる総勢140名の参加者と共に、「チーム議会」として、議長や事務局長の視点でパネルディスカッションを行う他、マニフェスト大賞グランプリを獲得した犬山市議会、住民の意見をなどの先進事例を中心に深めました。

LM岩倉 全体


会の始まり
北川正恭氏から、「地方議会から日本を変える」のテーマに関して、「これまでの議会は、個々の活動が多くあり、議会総体としての活動は見られなかった。昨今、議長自身がマニフェストを掲げ、議会ならびに議会改革を牽引する取り組みが光っていることから、今後の議会改革は事務局や市民と共に地域に貢献する議会への進展が重要になる。東海地方はマニフェスト大賞受賞するほど議会改革が進展している。だからこそ、議会改革の第2ステージを東海から拡げていってほしい」と話してくださいました。

LM岩倉 北川先生


今回の勉強会では、チーム議会というテーマで実施しているため、議会と事務局、それぞれで先進事例報告とパネルディスカッションを行いました。

まず、議会の先進事例報告として開催地である岩倉市議会の黒川武議長より、「きてちょ~議会報告会」の取り組みに関して話してもらいました。
多くの議会で定例会後に開催されている議会報告会を「きてちょ~議会報告会」は、定例会「前」に開催し、市民の意見を予算審議に反映するといった画期的な取り組みとなっております。
また市民団体「せいじ~る」と共催で「おむすびトーク」(若者との意見交換会)やおだんごトーク(外国人ママとの意見交換会)など多様な市民との意見交換を行う取り組みに関しても話してもらいました。

LM岩倉 黒川様

次に議会パネルディスカッションとして、可児市議会前議長の川上文浩 氏のコーディネートのもと、黒川武 岩倉市議会議長、マニフェスト大賞2018グランプを受賞されたビアンキ・アンソニー 犬山市議会議長
、そしてコメンテーターとして北川先生を交えたディスカッションを行いました。
テーマは住民との対話の場に関して。
黒川議長は、先ほどのきてちょ~議会報告会に関して掘り下げ、ビアンキ議長は犬山市議会の特徴でもある「市民フリースピーチ制度」に関したポイントを語っていただきました。

LM岩倉 議長ディスカッション

LM岩倉 川上さん

 

議会セッションが終わり、続いて事務局セッションへ。
まず、先進事例報告として可児市議会事務局の田上元一局長より、議会事務局の広域連携の模索に関して話してもらいました。
田上局長いわく、議員と事務局職員の立場はただの雑用係や秘書的な役割ではなく「わがまちをより良くして行こう!!」という同じ目標にむかって一緒に歩むことが大切であり、チーム議会に向けて「誰のために仕事をしているのか?」という職員の意識改革が重要になると唱えておりました。
また議会事務局広域連携として、議会事務局同士の連携ネットワークを構築し、研修会や情報交換を行い顔の見える関係づくりの重要性も話してくださいました。

LM岩倉 田上様

続く事務局パネルディスカッションでは、先ほどの議会事務局ネットワークで結びついている田上局長(可児市)、加藤都志雄 局長(瀬戸市)、西尾泰昭 局長(新城市)に議会改革と議会事務局の関わりなどに関して、大津市議会局の清水克士 次長のコーディネートのもと、北川先生も交えたディスカッションを行いました。

LM岩倉 清水さん

LM岩倉 局長 

 

ご登壇していただいた講師、ゲストの皆様
お忙しい中、資料を作成いただき、誠にありがとうございました。
またご協力いただいた岩倉市議会の皆様、大変お世話になりました。
心より感謝申し上げます。

(写真提供:川名 武蔵野市議)