熊本研修会「実体験に学ぶ災害時の問題と備え」開催しました!(参加者100名超)

公開日 2020年1月28日

熊本研修会「実体験に学ぶ災害時の問題と備え」開催しました!(参加者100名超)

2020年1月23日、24日、ローカル・マニフェスト推進連盟研修会 in 熊本「実体験から学ぶ災害時の問題と備え」を、熊本城城彩苑(多目的交流施設)にて開催(参加者100名超)。九州をはじめ全国から議員・議会関係者が集い、熊本地震の経験を各地の備えに活かすべく、当事者らの実体験からの課題や問題、備えのあり方について学びました。

初日、大西市長からは「ひとつとして同じ災害はないが、同じように起こる問題やそれへの対応等については活かせることがたくさんある。当事者の立場で熊本の経験を伝えていくことで、みなさんの地域の備えや各地の議論につなげてほしい」と熊本研修会と参加者へのメッセージをいただき、二日目午後の熊本城現場視察(参加者70名超え)では、市担当者から「20年かかる完全復旧」への展望と現在についてご案内いただきました。

 後日、レポートをアップ・概要等更新していく予定です。

=研修会のプログラムと報告概要はこちら=

第一日 2020年01月23日(木)======

▼「地方議会は災害から住民を守る備えをしているか」
北川正恭 早稲田大学名誉教授

▼「弁護士が語る発災後の住民課題~住民相談から解く自治体の備え~」
伊藤英範 弁護士法人リーガル・プロ 熊本県弁護士会 災害対策委員会委員
鹿瀬島正剛 弁護士 熊本県弁護士会 災害対策委員会委員長
熊本県弁護士会における被災者支援活動と誰一人取り残さないための「災害ケースマネジメント」を提言。個々の被災者の状況を集約・共有・連携していくための仕組み。鳥取県では条例化した。議会で検討して、ぜひ条例化してほしい。

▼「議会BCP全国事例とICT活用」
西川裕也 早稲田大学マニフェスト研究所招聘研究員

▼「熊本地震を振りかえって~地方議会への提言~」
大西一史 熊本市長

▼パネル「災害時の議会・議員活動」
川上文浩 可児市議会議員、ローカル・マニフェスト推進連盟共同代表
黒川 勝 横浜市会議員、ローカル・マニフェスト推進連盟共同代表
北川正恭 早稲田大学名誉教授、早稲田大学マニフェスト研究所顧問

第二日 2020年01月24日(金)======

▼「罹災証明発行の課題と備え」
東 真波 熊本市健康福祉局福祉部健康福祉政策課

▼「女性の視点から見た災害時の避難所運営の問題と次への備え~熊本地震の経験から」
藤井宥貴子 くまもと県民交流館パレア館長

▼「データから読み解く住民行動と住民ニーズの真実~yahooデータ解析より~」
中村 健 早稲田大学マニフェスト研究所事務局長

▼「大分市議会の災害対応~議会BCP~」
野尻哲雄 大分市議会議長

▼総括
北川正恭 早稲田大学名誉教授、早稲田大学マニフェスト研究所顧問

▼熊本城の復興状況を現場視察

以上