2025年5月9日（金）地方政策と議会改革を学ぶ研修会「官民連携の最前線と、議選監査の役割と活用法」【オンライン併用】開催します

 

地方政策と議会改革を学ぶ研修会 【オンライン参加あり】
「官民連携の最前線と、議選監査の役割と活用法」

　新年度をむかえ、新たな取組を進める自治体も多いと思います。そこで　今回の研修会では「官民連携」と「議選監査」の2つのテーマを取り上げます。全国の自治体関係者とともに政策や議会改革の最新事例を学び、それぞれのまちに持ち帰ることで、自治の質向上や議会の活性化に役立てていただきたいと考えます。

 

■日　時：2025年5月9日（金）13時～17時
■会　場：防災士研修センター＜九段下研修ルーム＞【アクセス】
　　　　　東京都千代田区九段南1-5-5
　　　　（九段下駅6番出口から徒歩1分／神保町駅A1出口から徒歩7分）
■参加費：都道府県議会議員、市区議会議員 11,000円（税込み）
　　　　　町村議会議員、一般　5,500円（税込み）
　　　　　※オンライン参加も同じ金額です
■定　員：会場定員100名（オンラインは定員なし）
■申込〆：2025年5月1日（木）
■主　催：ローカル・マニフェスト推進連盟
■事務局：一般社団法人マニフェスト研究会

※お申込み方法は「こちら」からお願いします
※オンラインの参加方法は「zoomミーティング」を使用します

地方政策と議会改革を学ぶ研修会チラシ[PDF：2.1MB]

 

▽プログラム・概要　※時間の構成等に変更の可能性があります

13:00 【開会挨拶】

 

13:05 【第１部　官民連携 ①】
「無印良品との連携協定
　 ～『可児市立カニミライブ図書館』の可能性～」
　木村 大輔（株式会社 良品計画 無印良品 銀座 総店長）

　誰もが知る『無印良品』を展開する株式会社良品計画は、岐阜県可児市と共同で地域商社を設立し全国から注目を集めています。今回は市内のショッピングセンターの中にある無印良品の店内に市立図書館を設けるという国内で初めての取り組みについて報告を伺います。図書館は店舗部分との仕切りを設けず買い物ついでに立ち寄れる気軽さを追求し、新たなまちづくりへとつながっています。そうした試みの現状と今後の展開を参加者と議論します。

 

14:15 【第２部　官民連携 ②】
「そのDX、役人だけで出来ますか？
　～オープンイノベーションによるDXの推進～」
　 髙橋 晃（東京都町田市 政策経営部デジタル戦略室長）

　政府のガバメントクラウドに先駆けてクラウドへの移行を進めたり、いち早く生成AIを職員・市民サービス向けに活用するなど、民間と積極的に連携しながらデジタル化を進める町田市。また、アバターやメタバースを活用した職員採用PR動画を制作するなど、自治体では珍しいユニークな取組みも行っています。その推進役である職員から、民間や有識者など外部と連携しながらDX化を進めるポイントを伺います。

 

15:30 【第３部　議会と監査】
「議選監査の役割と活用法  ～時代に対応する自治体監査の進展～」
　 川上 文浩（岐阜県可児市議会議員、元議長、LM推進連盟共同代表）
　 子籠 敏人（東京都あきる野市議会議員、元議長、LM推進連盟共同代表）
　 ▽コーディネーター
    江藤 俊昭（大正大学 地域創生学部公共政策学科教授）

　多くの議会で6月になると議選監査の選出が行われます。当連盟ではこれまでにも監査の具体的な内容と役割、議会との連携について研修会を開催してきました。今回はその集大成として、現場調査を重視し議会との連携を強化する可児市と「組織に潜むリスクを取り除く」を基本姿勢に新たな取組を進めるあきる野市の事例から、議選監査を機能させるには何をすれば良いかを議論します。
　議選監査は『形式的になりがち』（※1）議会の『三番目の処遇』（※2）と指摘され、役に立っているか分からない状況です。法律が改正され、議選監査をなくすことも可能となっています。だからこそ、本当の役割を知り活用法を一緒に議論しましょう。
※1 平成21年地方制度調査会、「今後の基礎自治体及び監査・議会制度のあり方に関する答申」より
※2『第一会派が議長をとり、第二会派が副議長をとる、そして第三会派が監査委員を割り当てられる処遇的な要素、監査機能に特化して適任者が選ばれることはなかなかない」（H29年5月16日衆議院総務委員会議所録より抜粋）

 

16:50　【総括、閉会挨拶】

 

 

（参考記事：過去の研修会開催報告）
「マニフェスト・アワードコレクション」開催報告【Day１～議会編】