2025年11月8日(土)、9日(日)「全国地方議会サミット2025」【法政大学&オンライン】開催します

公開日 2025年5月27日

 

全国地方議会サミット2025

 『全国地方議会サミット』は、自治の根幹である地方議会の先進事例や現状課題を共有し、1年に1度、大学キャンパスに全国の議会関係者が集い、生きた学びの交流を行う場です。本年は、近年の議会動向を象徴する「SNS・AI・DX」「主権者教育」「議会改革」のトピックスを中心に、これから議会が進むべき方向性を議論します。

 1日目は、新たな技術が与える社会への影響から地方議会が岐路に立っている現状について学び、最新の議会改革の状況を確認します。そして2日目は、今後の方向性として子ども・若者の意見を聴き、住民と対話して政策をつくり出す改革が地方議会に求められていることについて、先進事例をもとに議論します。最後は、これまで分権改革を提唱し推進してこられた、北川正恭 早稲田大学名誉教授の最終講演を行います。議会改革と北川教授の歩みを再確認するとともに、地方議会から【善政競争】を進める意義を提起・発信します。
 

*議会・委員会単位での参加のご提案/「全員」でのご参加が増えています
全国地方議会サミットは、各地で実践されている先進事例、専門家や学識者による講演を交え、議会改革のヒントになるプログラムを多数ご用意しており、例年、議会全員や委員会全員でも参加いただいております。議会や委員会の研修として、ご検討ください。

 

全国地方議会サミット2025【会場&オンライン】
地方議会をより活性化するための二日間
議会改革最新動向 AIと議会 主権者教育など

 

■日 時:DAY1/2025年11月8日(土)14:00~18:00
         ※13:30 開場
         ※18:30~意見交換会あり
     DAY2/2025年11月9日(日)10:00~15:00
         ※お昼休憩あり
■会 場:法政大学 市ケ谷キャンパス 外濠校舎6階 薩埵ホール
     (東京都千代田区富士見2-17-1)
     ・【交通アクセス】はこちら
     ・【キャンパスマップ】はこちら
■対 象:議員、議会事務局・自治体職員、市民等
■参加費:議員/15,000円(税込み) 一般/7,500円(税込み)
     ※2日間を通しての金額です
     ※オンライン参加も同じ金額です
     ※事前にお申し込み頂いた方に限り、アーカイブ配信をご覧いただけます
     ※意見交換会は、参加費4,000円程度(当日現金払いのみ)を予定しています
■定 員:会場/先着800名様 オンライン/定員無し
■申込み:WEBサイト(Peatix)よりお申込みください

Peatixでのお支払いが困難で、請求書が必要な場合は、お手数ですが下記より請求書発行(PDFデータ)のお手続きをお願い致します。なお、原本が必要な場合は別途郵送手数料500円にて承ります。下記の「請求書払いで申込みをする」より請求書発行のお手続きをお願い致します。

請求書払いで申込みをする

■主 催:ローカル・マニフェスト推進連盟
■後 援:全国市議会議長会、全国町村議会議長会
■事務局:一般社団法人マニフェスト研究会

■プログラム内容
 ※変更の可能性がございますことご了承ください

●DAY1/11月8日(土)14:00~18:00

【開会挨拶】14:00~14:05

【SNSと地方議会】14:05~15:45
「『民意』はどうできていくのか? SNSの影響と地方議会の方向性」
SNSが政治参加のハードルを下げ、市民の声がより直接的に可視化される一方で、過激な意見や偏った情報が拡散されやすく、真の「民意」とは何かが問われる時代になっています。そこで、SNSによる政策や議会運営への影響や、真の民意はどこにあるかの現状分析・事例検証・問題提起から、今後の地方議会の方向性を議論します。

  廣瀬克哉 法政大学法学部政治学科教授
  大森翔子 法政大学社会学部メディア社会学科准教授
  米重克洋 株式会社JX通信社代表取締

  (休憩)

【AIと地方議会】16:00~17:20
「活性化?不要?AIで議会・議員はどう変わる? 世界と日本の今と未来」
生成AIをはじめとする急速なテクノロジーの進化が、社会構造や行政運営のあり方を大きく変えつつあります。AIの進化で地方議会、地方議員の活動は変わるのでしょうか。AIに任せれば不要とされてしまうのか、それとも、活用していくのかが問われています。そこで、AIの世界的な状況と日本での今後の活用の可能性、そして、地方議会が取り組むべきことを議論します。

  高選圭 福島学院大学地域マネジメント学科教授
  河村和徳 拓殖大学政経学部教授

  (休憩)

【最新議会改革】17:30~17:55
「議会改革のトレンドと注目議会 ~地域経営のための議会改革度調査から~」
  山内健輔 早稲田大学デモクラシー創造研究所招聘研究員

【1日目総括】17:55~18:00
  ※終了後、18:30~意見交換会(別途会費制:参加費4,000円程度/当日現金払いのみ)
 
●DAY2/11月9日(日)10:00~15:00
【地方議会の政策づくり】10:00~11:10
「実践編① ~子ども・若者との政策づくり~」
こども基本法が施行され地方公共団体には子ども・若者の意見を聴き政策づくりへ反映することが求められています。三議長会では住民とこどもたちへ主権者教育を進めています。どちらも、執行機関はすでに実施している事例が増えていますが、二元代表制の一翼である議会の現状はいかがでしょうか?先進事例を報告していただき、今後の議会の方向性、可能性を議論します。

  田口裕斗 NPO法人DAKKO理事 「議員との対話で 民主主義の担い手を育てる」
  勝山祥 富士見市議会議長 「富士高生の主張 in 富士見市議会」
  浜田市議会 「主権者教育につながるこどもの意見の施策反映」
 (コーディネーター)
  林紀行 日本大学法学部教授/早稲田大学デモクラシー創造研究所招聘研究員

  (休憩)

【地方議会の政策づくり】11:20~12:30
「実践編② ~議会による政策づくり~」
AIの導入が進む一方で、「AIに任せるだけでは見えない現場の声」や「地域のリアルな課題解決力」がこれまで以上に重要になっています。そこで、住民と対話をし、議会自らが調査・議論し、政策を形にして成果を出すサイクルを実践している先進的な議会から実践報告をいただきます。議会による政策づくりの課題と解決策、これからの方向性を議論します。

  勝浦伸行 一関市議会議長 「『政策提言等の実施に関する指針』の策定と実践」
  高橋英昭 横須賀市議会 政策検討会議委員長 「政策形成サイクルの実践と実例紹介」
  外山利章 知名町議会議長 「各常任委員会による町民起点の政策提言」
 (コーディネーター)
  江藤俊昭 大正大学地域創生学部公共政策学科教授

  (昼食休憩)

【北川正恭  早稲田大学名誉教授 LM最終講義】
分権改革とマニフェスト運動を先導してこられた北川教授による【LM最終講義】を開催します。北川教授が提唱してきた二元代表制の意義や、時代とともに変化してきた議会の存在価値を振り返りながら、その歩みを参加者と共有します。さらに新時代に向けて、これからの議会改革の方向性、地方議会・議員のあるべき姿、そして「善政競争」の意義について議論を深めます。

 (1)「議会改革と北川正恭。足跡を再検証する」13:30~14:20
   江藤俊昭 大正大学地域創生学部公共政策学科教授
   廣瀬克哉 法政大学法学部政治学科教授
   前田隆夫 西日本新聞論説委員
  (コーディネーター)
   千葉茂明 公益財団法人日本生産性本部上席研究員

    (2)「LM最終講義」14:20~14:50
   北川正恭 早稲田大学名誉教授

    (3) 全体総括(閉会挨拶・記念撮影など)14:50~15:00

 

全国地方議会サミット2025チラシ【最新版/ダウンロードはこちら】
全国地方議会サミット2025ご案内(会場ご説明など) 【ダウンロードはこちら】

	全国地方議会サミット2025チラシ

 

《登壇議会のご紹介》

【地方議会の政策づくり】「実践編① ~子ども・若者との政策づくり~」
■埼玉県富士見市議会(人口:113,563名、議員定数:21名)
県立高校との協働事業として、議場で「富士高生の主張 in 富士見市議会」を開催。9つの発表グループから各自で設定・調査したテーマに沿って主張を発表し、発表後に議員との質疑応答を行った。さらにZoom(Web会議システム)を利用して学校の各教室をリモート会場とし、1・2年生の全生徒が傍聴する取り組みを実施した。

■島根県 浜田市議会(人口:47,855名、議員定数:22名)
早稲田大学デモクラシー創造研究所の『議会改革度調査2024』で全国総合2位、「主権者の参画」分野では1位となった。住民が暮らしの中で思っていることを議場で発表する「はまだ市民一日議会」(フリースピーチ)を開催し、高校生や大学生の若い世代も参加している。実際にこどもからの声が施策反映された事例もある。

【地方議会の政策づくり】「実践編② ~議会による政策づくり~」
■岩手県 一関市議会(人口:104,145名、議員定数:26名)
議会基本条例で「独自の政策立案や政策提言に取り組むこと」を明示。それを進める手順や手法に関する指針を策定し、常任委員会による所管事務調査に基づいた具体的な政策立案を行っている。市民の懇談会で出た参加者の意見も提言につなげた実例がある。第18回マニフェスト大賞では「優秀賞・躍進賞」を受賞。

■神奈川県 横須賀市議会(人口:367,975名、議員定数:39名)
市民サービスの向上や行政課題の解決に寄与するため、横須賀市議会実行計画「未来への羅針盤2027」を策定している。政策課題を検討し、「条例制定」及び「政策提案」のいずれかを行うものとし、最終的な選択は課題別検討会議で協議している。政策検討会議を設置し、任期4年間の計画と進捗管理も行っている。

■鹿児島県 知名町議会(人口:5,271名、議員定数:12名)
全国町村議会議長会から「政策づくりと監視機能を十分発揮している議会」として、令和6年度「特別表彰」を受けた。町の課題解決に向けて、各常任委員会を議会改革推進会議の分科会と位置づけている。委員会の所管事務調査として、総合振興計画のアクションプランに落とし込んだ課題を選定し、具体的な提言につなげている。

※人口・議員定数は、2025年8月現在にて掲載
 

《過去の開催一覧》
「全国地方議会サミット2024 非常事態への備え これからの議会
 (7月10日(水)11日(木)/早稲田大学井深大記念ホール&オンライン)
「全国地方議会サミット2023 変わる社会・デジタル・あたらしい民主主義」
 (7月5日(水)6日(木)/早稲田大学大隈講堂&オンライン)
「全国地方議会サミット2022 デジタルで広がる・つながる・深まる議会改革」
 (5月12日(木)13日(金)/早稲田大学大隈講堂&オンライン)
「全国地方議会サミット2021 改革から変革へ デジタルで議会が変革する」
 (7月7日(水)8日(木)/早稲田大学大隈講堂&オンライン)
「全国地方議会サミット2019 チーム議会の理論と実践」
 (8月1日(木)2日(金)/東京ビッグサイト)
「全国地方議会サミット2018 議会のチカラで日本創生」
 (7月11日(水)12日(木)/早稲田大学大隈講堂)
 ※2020年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け開催延期

 

《お申込キャンセルについて》
*10月31日以降のキャンセルの場合、返金できかねます。予めご了承ください。
*10月31日より前のキャンセルをご希望の場合は、イベント主催者(事務局)へキャンセルが可能か直接お問い合わせください。
*以下の場合は返金手数料としてキャンセル1件につき340円の手数料が発生します。
(1)クレジットカード払いにて支払日から50日以上経過している場合
(2)コンビニ・ATM払いでチケットを購入した場合
*請求書払いでのお申し込みのキャンセルの場合、返金にかかる振込手数料はご負担願います。

お問い合わせ先


 ローカル・マニフェスト推進連盟

 事務局 
 一般社団法人マニフェスト研究会(担当:永尾・亀井)

 〒186-0004 東京都国立市 中 1-7-41
 TEL:050-8894-0671 FAX:050-8894-0670
 mail:lm@local-manifesto.jp

 【2025年04月01日より連絡先が変わりました】
 【東京都 国立市 中(くにたちし・なか)1-7-41 です】

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