マニフェスト推進賞<市民部門>ノミネート

公開日 2018年10月2日

議会マイニング(東京都)
2018年の町田市議会議員選挙の際、選挙前に市民が投票選択先の参考になるものとして制作。インターネットで公開されている約650万字に及ぶ33名の4年分の議事録データを「“一目で”わかる」ようにビジュアライズするシステムを制作し、発言を見える化。注力して取り組んでいる政策テーマが“一目で”わかるよう、発言の中で頻繁に登場するワードを大きさや色を変えて示している。

共創かまくらプロジェクト(神奈川県鎌倉市)
地域福祉・医療にかかる専門職の有志によるプロジェクト。福祉・医療を総合的かつ網羅的に捉えた政策集を構築し、全国の自治体に現場の声を届け、総合的な課題解決を目指す。福祉・医療にかかる市民起点の政策集を作成し、現職市長に提案。選挙公約に取り入れ3選した後、2018年3月に一般会計予算案が可決され、現在、公約の多くが事業化されている。

信濃毎日新聞×6高校(長野県)
長野県知事選に際し、候補者の主張や政策を分かりやすくまとめた特集紙面を制作。授業で新聞を活用する「長野県NIE研究会」と連携し、実際の知事選立候補者を想定した模擬投票を行う主権者教育を実施。高校生1189人が参加し、実際の選挙において市全体や県全体の10%以上上回る投票率となり、若年層の投票率の向上に資する効果となった。

Local Democracy Action-KYOTO (LDA-KYOTO)(京都府)
2015年より大学門前や街頭にて学費・奨学金・働き方など生活実態に関わる「生活実態アンケート」を1000人以上から集約。実態を可視化し全世代の問題として広く社会や地域の中で共有する中「1000人の声から生まれた、京都府に実現してほしい17のこと」を作成し、京都府知事選挙に向けて政策提言を実施。実際に候補の政策に反映された。

クラーク記念国際高等学校 熊本上通キャンパス(熊本県熊本市)
2016年の熊本県知事選にて実施した模擬選挙を契機に2017年はマニフェストについて勉強会を開催し、高校生の疑問点や提案などを大西熊本市長に提出する取り組みを実施。“模擬”選挙だけでとどめず、”現実”に市長へ提案するゴールを設定。熊本市の方を講師として招き、大西市長マニフェストの内容や進捗状況、熊本市政の内容について具体的に学び提案に結びつけた。