第15回マニフェスト大賞エリア選抜・中国

公開日 2020年9月29日

古民家上手プロジェクトチーム(島根県松江市)
2017 年 9 月に、築 150 年の空き家をリノベーションして、地域交流の拠点を設置。地域・若者・外国人が一体となり、地域活性化、空き家問題解決、日本の集落文化や生活様式の継承、地域の国際化の推進、などを達成することを目指している。このモデルを地域全体に展開することで地域の活性化や多文化共生社会の実現を目指す。
 

ショッピングリハビリカンパニー株式会社(島根県雲南市)
商業施設が停滞し破たんすれば、高齢者は買い物に行けず健康状態も悪化させかねない。外出が困難な要支援者、事業対象者を自宅から商業施設に送迎し、ひかりサロン(通所事業所)にて体操を行い、専用カート「楽々カート」で商業施設内を歩き、ついで買い物する介護予防と社会参加支援を図る新しい介護予防事業である。
 

Kagamino Youth Circle(岡山県)
岡山県北の中高生・大学生を対象に「社会と若者をつなぐ」ために活動。地域の社会人とネットワークを形成し、難しく捉えがちな社会課題を若者の興味に結び付けることで、自分たちならどう解決していくか、「自分ごと」で課題の解決策を模索することで、社会や将来を考え、最終的には地域の持続可能性の創造につながると考えている。
 

岡山市議会(岡山県岡山市)
個人や会派の枠を超えた「チーム議会」としての新たな議会改革に着手。本議会初となる議会報告会を開催、議会改革推進会議を設置しICTの活用、情報公開の取り組みを進めた。政策条例を2本制定し、議会本来の立法機能を果たす。「議会改革度調査」ランキングが指定都市で最後尾を拝している状況が続いているが、躍進を懸けて「チーム議会」で取り組んだ。
 

城東台西町内会(岡山市東区)(岡山県岡山市)
「連携→調査→共有→事業化」のサイクルで行政を巻き込む手法を採用し、行政による他地域への横展開を支援する取り組み。岡山市市民活動支援室や交通政策課、危機管理室と連携し、2017 年度から住民アンケートで課題認識を調査、事業化につなげている。住民の納得性が高く、他地域のモデルとなり得る手法で課題解決を目指す。
 

岡山県学童保育連絡協議会(岡山県倉敷市)
放課後児童クラブの障害児の受け入れで対応に悩む指導員は多い。「アメリカの学校には作業療法士がいて、子どもたちを支援している」ことをヒントに、2016年に「学童保育と作業療法士の連携事業」を実施。2017年から全国展開し、予算獲得や作業療法士配置、コンサル委託、巡回訪問等の施策化を各地で実現した。
 

三原市議会総務財務委員会(広島県三原市)
市役所からの情報が広く市民に行き渡っておらず、情報から取り残されている市民が存在するのではないかという問題意識から、誰も取り残されない情報伝達のあり方について調査研究を行った。ICT環境やライフスタイルの変化にも対応した解決策を検討し、執行部との協議を重ねながら具体的な政策を策定した。
 

福山市(広島県福山市)
福山市が大好きで情報発信意欲のある人を「福山アンバサダー」として市が認定。SNSに「#福山アンバサダー」を付けて福山の情報を投稿し、フォロワーを通して全国・世界に福山の魅力を発信する。アンバサダーは654名で,総フォロワーは約182万人。2万件超の投稿が行われ,延べ4,600万人に「#福山アンバサダー」の投稿が届いた。