第15回マニフェスト大賞エリア選抜・四国

公開日 2020年9月29日

徳島市長 内藤佐和子(徳島県徳島市)
もともとまちづくり団体の代表として約10年間活動してきた。2020年4月の市長選では、今後、行政だけでは何もできないので、市民や民間の力を生かしたまちづくりを行うというマニフェストを掲げて当選。コロナ禍の中で4月18日に緊急初登庁し、コロナ禍での市民や民間企業との協働でコロナ対策に取り組む。
 

NPO未来ISSEY(香川県丸亀市)
香川県内の小児慢性特定疾患を抱える子や家族に対し、孤独感や不安感、苦しみを、自身も経験者であるスタッフが学生や行政などと連携して支える取り組みを数々実施してきた。患児に寄り添う「グッドブラザー(学生ボランティア)」の派遣や、医療機関と連携したイベントの開催、コミュニケーションロボットの貸し出し等多岐にわたる。
 

愛媛県議会議員 石井智恵、永野護(ネット選挙専門家)(愛媛県)
専門家とともにYouTubeを活用したネット選挙を展開した。YouTubeは検索エンジンにヒットしやすい点に着目。時間や場所の制約を受ける従来の選挙スタイルから、有権者との双方向のコミュニケーションが実現。集会や街頭演説の動画ではなく、有権者との1対1の対話を意識し政策を訴えた。動画の本数は170本以上で9,000回以上の視聴があった。
 

集落活動センター チーム稲生(高知県南国市)
副県都・南国市の稲生地域は、県庁に車で20分圏内という立地で「都市近郊型」の集落活動センターとして、既設の公民館「稲生ふれあい館」が拠点。住民、特に高齢者の健康づくりに重点を置き「地域のサロン」を合言葉に活動している。国民健康保険の医療費の大幅な減少トレンドが維持できているなどの効果が顕著に表れている。