第18回マニフェスト大賞エリア選抜・北陸・甲信越エリア

公開日 2023年9月29日

佐渡市議会(新潟県佐渡市)
議会広報特別委員会を設置しているが、広報に関しては事務局に任せがちの傾向だった。議会だより、HP、動画配信といった議会広報を、議員自らが住民にどうしたら関心を持ってもらえるかを意識し、それまで印刷業者に任せっきりだったレイアウトなどを議員が手作りで行うことで「広報づくり」の自覚を持ち、その結果、積極的に広報に取り組む姿勢につながった。そのような経緯を経て、少しずつであるが住民に関心をもってもらえるようになった。
 

小松市長 宮橋 勝栄(石川県小松市)
令和3年3月実施の小松市長選挙に立候補し初当選した宮橋勝栄小松市長による、マニフェストの立案プロセスや公約実現に向けた取組について。市民との対話をもとに創り上げた55の公約について、予算と紐づけた進捗管理を行うとともに、既存事業の総点検と再構築を実施。市民との懇談会に自ら出向き報告を行うほか、公約の一つである未来型図書館の建設などについて、対話とコミュニケーションを大切にしながら取り組んでいる。
 

塩尻市総務部税務課(長野県塩尻市)
塩尻市では、「多彩な税務広報による開かれた塩尻市へ」というビジョンのもと、コロナ禍以降、税務広報に力を入れている。 YouTube動画制作、子ども向けポータルサイト開設、外国人向け四コママンガ制作、子ども向け冊子作成、アニメーション図解制作、チラシへの行動経済学の活用、SNSでの発信、ボードゲームを用いた参加型広報など、創造的な税務広報を次々と実施。特に行動経済学の活用は、EBPM(証拠に基づく政策立案)として成果を出した。
 

千曲市役所・ハンマーバード(長野県千曲市)
行政の広報には、誰に届いているか、 どのように受け止められているか分からない。公聴には、住民が誤解や先入観を持ったまま意見を言えるという弱点がある。この弱点を補完する千曲市でのコミュニケーションの新しい取り組みが『ポリネコ!CHIKUMA 』です。『ポリネコ!CHIKUMA 』は、これからの地域経営に不可欠な住民と行政の信頼構築基盤、デジタルデモクラシーの基盤となることを目指している。