・鳴門市長　泉 理彦（徳島県鳴門市）
平成21年の初当選時から継続的にマニフェストに掲げているのは、「子どもたちの未来のために」である。これまで、市民との対話を重視したマニフェストに基づき多くの施策を実現してきたが、人口減少・少子化は課題として残っている。4期目は、データ分析や子育て世帯のニーズに基づき、子育て支援や学力向上に資する事業をパッケージ化し、各ライフステージに応じた包括的な支援による「あらたななると」の実現に挑戦している。
 

・小松島市議会　小松島市議会事務局（徳島県小松島市）
統一地方選挙にて妊娠中に初当選し４日後に出産した新人議員のため、産休明けすぐに活動できるよう議会図書室の一角に「授乳室」を設置した。ベビーベットや授乳中の目隠しとなるパーティションは元病院職員の議員から借りたり、高齢者施設から譲り受け、飾りつけは議会事務局職員が行うなど予算をかけない手作りの授乳室を設置した。「インクルージョン議会」の特性を活かし、選挙戦を繰り広げ、産休で顔合わせもできていない議員のために、試行錯誤の中１か月で設置を実現した。