町民のやりたいこと=マニフェスト(選挙公約)を実現するため、町民を巻き込み、ファンを大切にした5,000人の町の本気の取組!(西川町長 菅野 大志)

公開日 2024年6月24日

2023年「ローカル・マニフェスト大賞(首長の部)」優秀賞を受賞した菅野 大志  西川町長 の取り組みをご紹介します。

取り組みの紹介

町民のやりたいこと=マニフェスト(選挙公約)を実現するため、町民を巻き込み、ファンを大切にした小さな町の取組。やりたいこと・悩やみを聞くためには、テーマ毎に地区毎に徹底して対話を実施していることが新規事業の基盤。対話する職員、関係人口を大事にする職員の育成にもつながっています。

 

マニフェスト大賞受賞の感想

受賞は、町職員と課題提供者、解決人材との対話を重ねた総合力の賜物。職員自身も実行力に自信を持ち、行政視察が増えました。この度の受賞は、町の知名度を上げただけでなく、首長自身の進むべき道の方向性を確認でただけでなく、職員の育成にも寄与することができました。職員はじめ皆様に感謝。

 

 

 

 

受賞後の展開

他の受賞者のお話をお聞きして、マニフェストを新たに作成した総合計画に置き換えて、PDCAサイクルを回すだけでは足りない。デジタル、気候変動など急速に外部環境が変わる中、解決できる技術、解決できる企業と組んで、常に必要な事業を起ち上げ、時代に合わない事業を排するスクラップアンドビルドを意識して仕事を進めるようになりました。

 

 

マニフェスト大賞の醍醐味

地域の実情に応じた政策の優先順位・予算規模が異なり、全く同じ自治体はないと考えています。そのため、結局は、各自治体の独自の道を進むことになります。そのためには、住民とともに創ったマニフェストは、唯一の羅針盤であり、その歩みが正しいものなのか、マニフェスト大賞の申請書の過程で頭を整理できる機会となりました。また、他の事例を学べたこと、同じ立場の先進首長と出会えたことも意義深いものでした。

 

プロフィール

 

1978年 山形県西川町生。 1997年 寒河江高校卒業。2001年 早稲田大学卒業
•    2001年 財務省東北財務局入局
•    2006年 金融庁監督局銀行第一課
•    2008年 財務省東北財務局金融監督第一課
•    2018年 金融庁総合政策局地域課題解決支援チーム
•    2019年 金融庁監督局総務課地域課題解決支援室
•    2021年 内閣官房まちひとしごと創生本部事務局
•    2022年 内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局
•    2022年4月 山形県西川町 町長

 

パラレルワーク
•    全国若手町村長会 副会長
•    公務員と金融機関の交流の場 一般社団法人 ちいきん会(メンバー:2,500名超) 創設者・理事
•    株式会社更木ふるさと興社 CFO
•    一般社団法人 Work Design Lab. コーディネータ

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