公開日 2024年7月16日
2023年「コミュニケーション戦略賞」優秀賞を受賞した横山 秀人飯舘村議会議員 の取り組みをご紹介します。
取り組みの紹介
福島県内市町村議会の一般質問一覧を作成し、ホームページで公開しています。
一般質問がキーワード検索でき、さらに知りたい場合は、該当質問が掲載されている議会だよりを読むことができます。
願いは、各市町村の議員が、他市町村議会の一般質問を参考にすることによって、質問の視点が広がったり、質問の内容が濃くなったり、質問の数が増え、福島県全体の行政サービス向上につながると良いな!です。
マニフェスト大賞受賞の感想
令和5年4月からインターン生(都内大学:3年生)と一緒に作成しました。受賞の報告を受けた時は、この取り組みが認められた感じがして、二人でとても喜びました。
地元新聞でも紹介され、議員だけでなく県民の方も知ることができ、行政及び議会への関心アップつながったと思います。
また、他市町村の議員からも声を掛けていただくことがあり、議員同士のつながりが広がりました。
受賞後の展開
一般質問一覧を作成する過程は、県内の行政・地方政治に関心のある大学生にとって、学びの場となると思い、地元大学にインターン生募集を申込んでいますが・・・、応募がない状況が続いています。新たにつながった他市町村の議員と分けて作成していますが、それぞれ議員以外の仕事もあります。そのため、更新スピードが遅くなっているのが課題です。
現在、福島県パラレルキャリア人材共創促進事業「福島県副業人材マッチングサイト」に応募し、「若者に地方議会・地方行政への関心を持ってほしい!学生とのコネクションをもつ方を募集!」と題して、副業人材とのマッチングを探っています。
様々なつながりから、さらなる展開を目指していきたいですね。
マニフェスト大賞の醍醐味
令和5年4月からインターン生と二人で始めた取組が、10月にコミュニケーション戦略賞優秀賞を受賞しました。組織規模でもなく、実施期間でもなく、事業内容そのものが認められる。ことがマニフェスト大賞の醍醐味と感じています。
また、応募する前に「なんでも相談会」(Zoom)に参加しました。どのような質問項目があるのか、テキストマイニングで調べてみてはどうかとのアドバイスがあり、実際行ってみたら楽しくて、ホームページに追加しました。
おすすめは、「なんでも相談会」への参加ですね。見せ方も含め、取組内容がバージョンアップしますよ。
短期間の取り組みでも、アイディア段階でも、少人数でも・・・マニフェスト大賞に応募することによって、新たな展開が生まれると実感しています。
ぜひ、皆さんも応募してみてください!
応募すると他の自治体・団体の取組がとても気になりますので、自然と情報が入ってきます。これもマニフェスト大賞の醍醐味の一つですね。
プロフィール
横山秀人(よこやま ひでと)
福島県飯舘村議会議員。1期目。飯舘村役場を平成26年3月に退職。同年行政書士事務所開業。平成27年に任意団体「いいたてネットワーク」を設立。主な活動は、①原発事故により避難指示を受けた村民の声を集め「届け!避難者の声」等レポート(計6回)作成し村長・議長宛てに提出。②飯舘村HPで公開されていなかった村議会議事録(約7年分)を情報開示請求で取得し、当団体HPで公開。③全村避難となった飯舘村の将来を議論する参考資料として「飯舘村の未来を考えるためのデータブック」を共同作成し、村と議会に配布。
いろいろな取組みを村民及び関係団体と行うも、外から行政・議会への意見・要望・提案には限界があると感じました。そこで、行政の中に入って実現しよう!と思い、令和3年9月、飯舘村議会議員選挙に立候補し当選。現在3年目となります。
該当HPへのリンク
①「 届け!避難者の声」等レポート
②「飯舘村議会議事録一覧」
③「飯舘村の未来を考えるためのデータブック
(私の活動報告)
・横山ひでと活動日記