第19回マニフェスト大賞エリア選抜・東北エリア

公開日 2024年9月24日

東北エリア(8件)

弘前大学教育学部 政治学研究室(青森県弘前市)|参考URL
税金を使ってまちづくり!!!~小学生にもわかりやすい予算策定体験型授業の開発~
弘前大学附属小学校を対象に、予算策定を体験することのできるゲーム型の授業を行った。私たちが支払う税金が普段の生活でどう使われているか知ってもらうことを目的として、子どもたちが考える理想のまちをつくるために限られた予算を使いながら合意形成を図れるような活動を実施した。様々な意見がある中で予算を決める難しさを知るとともに、ニュースやSNSなどのメディアからは分からない体験をすることができたと考えている。
北上市議会 北上まほろばクラブ(岩手県北上市)|参考URL
無投票回避大作戦!~新人候補者の「発掘・育成・支援」~
令和2年3月の北上市議会議員選挙は、初めて無投票となった。そこで、次回選挙には無投票を回避すべく作戦を練って取り組んだ。手法としては、議会に興味がありそうな方に声掛けして「発掘」し、「次世代と語る会」と称した勉強会を計7回開催して「育成」し、実際の選挙戦の準備に対して「支援」した。その結果、令和5年4月の補欠選挙で1名当選。令和6年3月の本選挙では、定数26名に対し30名が立候補し、「次世代と語る会」参加者4名のうち3名が当選した。更に、2名は次回選挙へ出馬予定である。
一関市議会(岩手県一関市)|参考URL
「結果を出す・しっかり伝える」~モノ言う議会のシステム化~
会派の枠を超え、議会事務局も巻き込んだ「チーム議会」として地域課題に向き合い、議会としての具体的な解決手法を打ち出していくため、常任委員会の所管事務調査をベースとした政策立案、政策提言を行うための「指針」を令和5年度に定めた。課題の把握から調査、研究、提案、検証までの一連の活動をシステム化した。また、委員会の活動、調査状況などをオンラインで定期的に報告し、市民との情報共有に努めている。
奥州市議会(岩手県奥州市)|参考URL
「奥州市議会ICT推進方針」の実践 ~生成AI等の活用による更なる議会改革の推進~
奥州市議会では、「議長マニフェスト」のほか「政策立案等」、「議員間討議」、「ICT推進方針」などの各種ガイドラインを策定し、住民福祉向上に資する取組を進めている。特に、「ICT推進方針」は、奥州市議会基本条例に掲げる情報通信技術の積極的な活用を揺るぎないものとするために、これまで実践してきた内容も含めて改めて方針化した。この方針に基づいた実践を積み重ねているとともに、生成AI等の最新技術も採り入れながら徹底した情報公開と住民福祉の向上に向けて一層の議会活性化に取り組んでいる。
一般社団法人スタンドアップ亘理(宮城県亘理町)|参考URL
心の問題を抱えた人達のためのもうひとつの居場所づくり「オープンシェアハウス181」事業
本活動は、心身上の様々な悩みを抱えた子ども達に対して、産学官民連携で「学び」「遊び」「暮らし」を支援する子どもの居場所づくり活動を通じて、生きる力(自己肯定感)、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育て、地域で子ども達を見守る誰一人取り残されない持続可能な地域子育てコミュニティづくりである。
特定非営利活動法人ルネッサンスファクトリー(宮城県色麻町)|参考URL
超ローカルマガジンが地域の絆を強固に!楽しみながらの住民自治
宮城県色麻町の一行政区、上黒沢地区には、その地区のための超ローカルな「KAMIKURO」というマガジンがある。毎号、上黒沢地区の出来事を掲載しており、特集された出来事は住民が関わっているため、自分たちで地域をつくっているという意識を強くしている。そのような意識の高まりは、地区住民が地域づくりに主体的に関わろうとする意欲と、住民自治への機運を醸成している。
労働者協同組合にわとコ(山形県山形市)|参考URL
空き家は富動産! 『住まいをつなぐ、人をつなぐ、地域で未来をつくる』山形県初の労働者協同組合
急増する空き家をなんとかしたい、空き家を活用し多様化する地域の困りごとやニーズに応えたい、さらには空き家管理を通して地域の潜在する就労の機会を作りたいという思いで、市民と自治体議員が集い、山形県で初めての『労働者協同組合』を設立した。空き家の管理・活用、荷物整理などの相談を受け、内容に応じて不動産業者や遺品整理業者等パートナー事業者と連携し、相談者と伴走しながら空き家を希望する状態まで導いている。
酒田市議会(山形県酒田市)|参考URL
「800位からの大逆襲!」議会改革の取り組み
酒田市議会では、「議会改革度800位からの大逆襲」を合言葉に、議会改革に取り組んだ。議会改革推進アドバイザーの助言を受けながら、政策提言と通年議会の導入という2つのテーマに取り組むことに。3常任委員会が市民や関係団体との対話により多様な意見を聴き、会派を超えた議員間討議を重ねた上で政策提言をまとめ、市長に6つの政策を提言した。また、令和6年4月から通年議会を導入し、議会機能の強化を図った。