第19回マニフェスト大賞エリア選抜・北陸・甲信越エリア

公開日 2024年9月24日

北陸・甲信越エリア(5件)

岡谷市議会(長野県岡谷市)|参考URL
議員のなり手不足解消に向けて~全国唯一の「定数割れ」市議会の取り組み~
令和5年4月の市議会議員選挙において、岡谷市は全国で唯一立候補者数が定数18人に対し1人足りず定数割れとなり17人全員の無投票当選が決まった。市議会に衝撃が走った。このままでは選挙公約を市民に示すことができない!そこで「マニフェストスイッチ」を活用して各議員の思いを掲載するとともに、市議会のホームページにリンクを貼り閲覧できるようにした。「議員のなり手不足解消」に向けて市議会の挑戦が始まった。
諏訪市長 金子 ゆかり(長野県諏訪市)|参考URL
コンパクトシティー化計画と同時並行で進める小中学校の再編と人口減少時代に対する市民理解の推進
「透明度日本一のまち 輝くSUWAの実現へ」をマニフェストのメインテーマとし、諏訪市のありたい姿の実現のため、20のマニフェストを掲げ立候補。平成27年の初当選以降、選挙ごとにマニフェスト項目を増やし、諏訪市のありたい姿に向けて取り組んできた。マニフェストの実現にあたり、市民及び関係者との対話を重視するとともに、改選期にはより具体的にマニフェストを深化させてきた経過を、小中学校の再編を切り口として振り返った。
駒ヶ根市議会(長野県駒ヶ根市)|参考URL
~まずはやってみよう!の精神で~ ゆるく気楽に前向きに「ツキニ」で始める政策提言
令和3年度の議会基本条例検証により明確となった課題の解決を図るべく、「まずはやってみよう!」の精神で様々な取り組みに着手。議員間討議のきっかけづくりを目的とした「クールダウンミーティング」をはじめ、常任委員会での対話機会を増やし政策提言につなげることを目的とした「ツキニミーティング」など、新たな取り組みを展開。併せて、ICT活用、議会報リニューアル、主権者教育推進など、幅広い取り組みを実践している。
千曲市市長 小川修一 with ハンマーバード(長野県千曲市)|参考URL
日本で一番、こどもの意見を聴いて応える、対話する市役所
2023年4月に施行された「こども基本法」の理念には、”全てのこどもに意見を表明する機会及び多様な社会的活動に参画する機会が確保されること”とある。しかし、従来の手法では、こどもが法律の背景、趣旨を理解し、意思表示を行うことは極めて困難です。そこで、スマホやGIGAスクール端末で、こども基本法への理解を深めた上で、どのように意見を表明したいかを意思表示できる新しい対話の仕組みを千曲市の住民参加システム「ポリネコ!CHIKUMA」で実現した。
地域政策塾21(代表 寺島 渉)(長野県飯綱町)|参考URL
地域住民の自治力を再生し、特に議員のなり手を養成する「地域政策塾21」の取り組み
地域政策塾21では、2017年10月、町民有志で結成した。人口減少・高齢化の急速な進行、地域経済の衰退の中で、住民の知恵と創意で地域社会を持続可能とする新たな地域政策づくりと実践を目的とした。その後は、住民自治の裾野を広げる学習活動を基軸に、地方議会が直面している「議員のなり手不足問題」の打開策の立案と実践を重要課題と位置づけ、様々な取り組みを行ってきた。コロナ禍を除き、学習討論会・シンポジウム等を5回(第6回は8月18日)開催、町内外から毎回40人から80人の参加を得た。